高性能充填材 High performance filler

伝熱性能抜群で、冷却穴隙間に充填することで優れた冷却効果を発揮します。

金型メンテナンス毎に充填剤を塗布していませんか?
塗布も難しくないですか?冷却パイプの挿入が大変ではないですか?
弊社の充填剤は、硬化剤を混ぜて冷却穴に流し込むだけ。
作業も非常に楽になり、メンテナンス時間の短縮にもつながります。

硬化しますので、メンテナンス毎の作業が格段に減り、冷却効果も上がります。
新規金型から施工すれば、効果がより一層発揮出来ます。
短時間でより効率的に温度変化させる事がポイントです。

従来品との比較(成分・使用法)

成分 使用法
従来の充填剤 従来サーマルジョイント
  • 各銅グリス
  • 重量比:不明
  1. 冷却孔に挿入
  2. チューブに塗布
  3. チューブ挿入
高性能
銅充填剤
高性能銅充填剤
  • 専用特殊樹脂(収縮率1/1000)と銅粉
  • 重量比:銅粉85~90%、樹脂5%
  1. 硬化剤を入れ撹拌
  2. 冷却孔に流し込み(樹脂が流動性向上)
  3. チューブ挿入

※推奨クリアランス:片側0.15mm以内

従来品との比較(特徴・伝熱性能)

温度測定結果グラフ特徴(長所など)
従来の充填剤 従来サーマルジョイント温度測定結果
  • 材質によっては温度上昇を促進してしまう
  • 粘度が高く、エアー混入なく充填するのにコツが必要
  • 熱伝導グリスが型温上昇にて溶け出る
  • 隙間が出来て冷却効率が悪くなる
  • 熱処理前の施工は無理がある
  • メンテナンス毎に施工しないといけない
  • グリスの熱伝導が悪く(0.15~1.35)、
    鋳巣発生の要因の一つとなる
高性能
銅充填剤
高性能充填剤温度測定結果
  • 粘度が低いため充填時は流動性が高く、万遍なく充填でき作業性が向上する
  • 充填後、チューブと金型を接着し固化する
  • 専用特殊樹脂を使用、収縮率が1/1000で焼失ガスがほぼ発生しない
  • 型温上昇(300℃)にて樹脂が炭化する
  • 熱処理前(900℃以下)の施工は炭化を促進
    →熱伝導の悪い樹脂成分が炭化し熱伝導が向上
    (熱伝導率:樹脂0.35⇒カーボン24)
  • 銅粉とカーボンだけとなり熱伝導が更に向上
  • 付属の硬化剤を加え撹拌後、常温で6h~7hにて硬化
補足事項
昇温テスト測定方法 昇温テスト測定方法
熱伝導率比較
(単位=W/m・K)
  • 普通銅:390
  • アルミ:250
  • スチール:80
  • SUS 303:16
  • 炭素:24
  • 樹脂:0.35
  • グリス:0.15
  • 空気:0.024
  • 上記データは金型を想定した治具での昇温テスト結果に基づいたデータです。
  • 弊社サーマルグリスは弊社銅ブッシュと併用をお勧め致します。

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